ろきんの予備試験日記

税理士有資格者が調子に乗って司法試験を目指すブログです。

19. 基礎マスター民法L25-27

◾︎問題

  1. 代理の要件①:
    イ. 本人のためにすることを示すことのterm
    ロ. イが要求される趣旨
    ハ. イを欠く意思表示はどうなる
    二. ハの例外として代理の効力が生ずる場合
    ホ. 本人の名のみを示した場合はどうなるか
  2. 代理の要件②:
    イ. もう一つの要件は何か
  3. 代理権授与行為の法的性質は単独行為か
  4. 本人が制限行為能力者で内部契約を取消したとき代理権はどうなるか
  5. 代理人が制限行為能力者で内部契約を取消したとき代理権はどうなるか
  6. 代理行為の瑕疵は原則として代理人を基準とする(101①)が、例外として本人を基準とする要件は
  7. 代理人が相手方と通謀して虚偽表示をしたとき
  8. 本人が無効を主張しないときなどに、相手方から本人に無効を主張できるか

  9. 代理権の濫用(eg. 着服する意図での代理)の場合の原則的取扱い

  10. 代理権の濫用を93但書類推適用により処理する考え方
  11. 親権者による法定代理権の濫用についての検討

  12. 無権代理とはどういうケースか

  13. 無権代理行為の効果は
  14. 116の追認の効果は
  15. 追認拒絶の効果は
  16. 催告権の主観的要件と確答がないときの擬制
  17. 相手方の取消権の主観的要件と、本人の追認権とバッティングしたときの処理
  18. 117条の責任の要件
  19. 117条の効果
  20. 117①の損害賠償はどのような利益の賠償か
  21. [正誤]相手方が117①の責任を追及してきたとき、無権代理人は表見代理の成立を主張・立証すればその責任を免れることができる。

◾︎こたえ

  1. イ. 顕名
    ロ. 意思表示の効果帰属主体を相手方に明らかにすること
    ハ. 自己のためにしたものとみなされる。
    二. 相手方が知り、または知ることができたとき
    ホ. 顕名の趣旨を鑑みるに、本人の名を示すだけでも効果帰属主体は明らかにされるから、顕名の要件は満たされる。
  2. イ. 代理権の存在
  3. 民法において代理と委任は峻別されていない。承諾を有する無名契約と解すべし。
  4. 内部契約が遡及的に無効となるのに伴って代理権も遡及的に消滅する。
  5. 内部契約は遡及的に無効となるが、代理権は将来に向かって消滅するのみ
  6. 代理人が本人から特定の法律行為を委託されたこと(判例)
  7. 本人は101①・94①により無効を主張できる。
  8. 本人は契約の当事者であるから94②の「第三者」ではない。
    そこで、代理人は相手方と通謀して虚偽表示をなす権限を有しないとし、当該代理人は相手方の心裡留保に基づく意思を伝達する使者にすぎないとして、93但書により処理→本人が悪意又は有過失ならば無効を主張できる。
  9. 顕名及び代理意思があるため原則として有効。
  10. ①代理人の背信的意図について悪意又は有過失である相手方は保護に値しない。→②法律的効果の帰属先の点では真意と表示との間に不一致はないため、93但書を直接適用することはできない。③しかし、経済的効果の帰属先の点では真意と表示との間に不一致がある。④よって93但書類推適用により悪意又は有過失の相手方に対して本人は無効を主張できる。
  11. ①利益相反行為(826)かどうか。利益相反行為ならば無権代理となる。←利益相反行為か否かは、取引安全の見地から、行為の外形から客観的に判断する。 ②利益相反行為でなく、有権代理であるとき、代理権の濫用ならば93但書を類推適用する。
    ③親権者による法定代理権の濫用に該当するか否かは、親権者に子を代理する権限を授与した法の趣旨に著しく反すると認められる特段の事情が存しない限り、親権者による代理権の濫用にはあたらない。
  12. 顕名は行ったが、代理権を欠く場合
  13. 本人がその追認をしなければ、本人に対してその効力を生じない。
  14. 遡って有効となる。
  15. 確定的に無効となる。
  16. 善意・悪意を問わず、追認拒絶を擬制
  17. 善意であること。先に行使された方が優先。
  18. ①自己の代理権を証明できず、②本人の追認を得られず、③相手方が善意無過失であり、④無権代理人が行為能力を有すること。→無過失責任。
  19. 履行or損害賠償の責任を負う。
  20. 信頼利益と履行利益
  21. 誤。表見代理は相手方を保護するものであり、無権代理人を免責するものに非ず。